宝石に施される人工的な処理

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エンハンスメントと呼ばれる人工的な処理は、市場に出回っているほとんどのサファイアに行なわれており、通常、買取価格には影響しません。
宝石に施される人工的な処理

市場に出回っているほとんどの宝石には、加熱処理、オイル処理、放射線処理、染色などいった人工的な処理が行なわれているのが一般的です。

これらの処理は、エンハンスメントと呼ばれており、宝石本来の性質を変えたり、損なったりすることなく、採取された時点では、引き出されていなかった宝石の持つ美しさを人間の手によって引き出すという目的で行われています。

サファイアの場合は、石の中で固まってしまっている青色の着色元素の酸化チタンを16000度前後の温度で加熱処理することで、酸化チタンが溶け出して、サファイアのもつ鮮やかな色彩がが引き出されます。

つまり、何らかの理由で自然には溶け出せなかった酸化チタンを人間の手で溶かすことで、色の薄かったサファイアが、より深く濃い色のサファイアに生まれ変わるということなのです。

前述されたように、90%以上の宝石には何らかのエンハンスメントがおこなわれており、ハンスメントがされた宝石も天然宝石と認められているいますから、通常、買取価格には大きく影響しないようです。

しかし、注意をしなければならないのが、トリートメントと呼ばれている人口処理です。

トリートメントは、エンハンスメントと異なり、宝石のもつ性質には関係のない処理を行なって、見た目を変えてしまう処理方法です。

有色オイルや着色剤を用いて色を変えたり、中にはプラスチックを充満させたりと、自然界では起こることのない変化が加えられてしまった宝石は、天然石とは区別され、買取価格はかなり低くなっています。